神奈川県横浜市にある泌尿器科・内科の「よぎクリニック」です。皆様の「かかりつけ医」としてお役に立てるよう努めます。

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ゴールデンウィーク

2007年5月
長期間通信せず失礼しました。
おかげさまで受診される患者さんも少しずつ増え、金・土は混み合う日も出てまいりました。
お時間にゆとりのある方は月・火・水の午後、特に4時過ぎが空いていますので御利用ください。

今年の2月に入りインフルエンザの特効薬タミフルの副作用のためなのか、転落などで不幸にも死亡されたり大怪我をされた小児から10代の方々のニュースに一時騒然となりました。
亡くなられた方々にはご冥福をお祈り申し上げます。
怪我をされた方々は一日も早く快復されるように祈っています。

御遺族はタミフルのためと訴訟を起こし、国は秋までにタミフルの副作用報告のため動き出しました。いまだこれらの異常行動はタミフルの副作用なのかインフルエンザによる脳症のためか
はっきりしていません。こんなわけで医師には次のような緊急安全情報がでました。
「10歳以上の未成年者にはタミフルの使用を控えること。
インフルエンザ脳症の場合でも異常行動が出現することがあるので、自宅では2日間患者が1人にならないよう家族が配慮するように説明すること。」

主に小児がかかるインフルエンザ脳症の予防には従来より予防接種が有効とされているため、今後も予防接種が最も重要で安全と再確認しました。
タミフルが劇的に効く薬であるために、処方した一開業医としては誠に厄介な「異常行動」です。

ノロウイルスによる感染性腸炎も激烈でした。突然やってくる嘔吐・下痢・発熱、しかも感染力が強く冬場はクリニックにも多数患者さんがみえました。
3~4日間でほぼ軽快しましたが、健康被害は軽くはなかったようです。
3月のある日に夜間急病センターで診察したところ約70%の患者さんが感染性腸炎でした。
あまりの患者さんの数に私も感染したのではと心配しましたが、幸い事なきをえました。

「牡蠣にあたる」とはよく言われますが、このノロウイルスが原因のため牡蠣業者は大変な痛手を受けたようです。毎年牡蠣を送ってくれる広島の親戚も今年は みあわせたようです。
「揚げたての牡蠣フライにレモンをたっぷりかけて・・・」想像しただけで食欲がそそられます。
本当は問題ないはずなのに残念。

温暖化のためか暖冬だった上春も早くおとずれました。あれよあれよと言う間に桜が散り、
また今年も花見ができなかったと嘆いているうちに、ゴールデンウイークがやってきました。
私の家族は皆それぞれ行き先が決まっていたらしく私の計画は軽く一蹴され、結局今年も
どこにも行けずじまいでした。ニュースでは観光地や行楽地のにぎやかな様子が映され、
うらやましいかぎりでした。反面、出不精で人ごみが嫌いな私には帰省ラッシュの成田空港や
高速道路の渋滞30キロなんて聞くと、出かけなくてよかったとホッとしていました。

さて、連休が明けてみるとなぜか患者さんの中に疲労し体調を崩している方が多くみられました。ある病院の先生はカゼがかなり流行り、お年寄りの中には脱水のため点滴をしたり
入院が必要な方もいたと教えてくれました。
「連休はどうでした?どちらかへ行かれました?」と楽しい返事を期待したのですが、
「人が多くて混み合うからどこにも行きませんでした。」
「孫が来ましてね、3日間いたのでくたびれてしまいましたよ。」
「疲れるのでずっと家にいました。」
など健康に気づかって外出しなかった方が多いようでした。
私自身もなぜか普段の体調になかなか戻れません。
やはり暑さのせいですかね?出かけていたらどうなったんでしょうか。
去年のような暑さを予想するとバテないよう先ずは水分補給から始めましょうか。

なんと麻疹(はしか)も流行し、都内の大学で休講にしているところが報じられています。
予防接種が任意になったことと、接種を受けても長い時間経ったため免疫が落ちているかららしく、新たに予防接種が勧められています。ワクチンが欲しいと業者に問い合わせたところ1人分しか在庫がありませんとの答え。今度はワクチン不足が聞こえてきそうです。
それにしてもマスコミの威力はすざまじいですね。

                                                                                                     よぎクリニック 内科 泌尿器科

                                                                                                                                     與儀實夫